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福岡アーリーミュージック・アカデミー  2020  講師 

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​ 西山 まりえ 
​ Marie Nishiyama 

 Historical Harp

​ 音楽監督

チェンバロとヒストリカル・ハープ、2種の古楽器を自在に操る希有なプレーヤーとして世界的に知られ、数多くのコンサート、音楽祭や録音に参加。ルネ・ヤーコプス、ボブ・ヤング、「チーフタンズ」のパディ・モローニ、カルロス・ヌニェス、ミカラ・ペトリ、コリーナ・マルティ、山下洋輔、波多野睦美、アンサンブル「アントネッロ」など、幅広いジャンルに渡る音楽家との共演は常に多くの反響を呼んでいる。また音楽番組、教養情報番組などTV出演も多い。国内外レーベルへの録音も多く、「バッハ インヴェンション&シンフォニア」「バッハ イタリア協奏曲&フランス風序曲」「スカルラッティ 鍵盤の魔術師」以上はすべて「レコード芸術」誌特選盤。「バッハ イギリス組曲」「バッハ ゴルトベルク変奏曲」「バロック・ハープとの出会い」は、同誌準特選盤ほか、朝日新聞、毎日新聞などで採り上げられた。スペイン「エンキリアディス」レーベルより欧州で発売されたCD「ファンタシーアの奏法〜イベリア半島の鍵盤音楽」は「リトゥモ」誌(スペイン)の最優秀推薦盤に選ばれる。中世音楽のスペシャリストとしての評価も高く、ゴシック・ハープとオルガネットを奏するCD「トリスタンの哀歌」は「レコード芸術」誌準特選盤、「ステレオ」特選盤、「音楽現代」推薦盤、「朝日新聞視聴室」個性派盤に選ばれた他、「BURRN!」「フォーブス」「ミセス」「サライ」「暮らしの手帖」などの一般誌でも紹介され、古楽を多くの聴衆に広めている。2018年にリリースされた最新アルバム「C. B. バルバトル:クラヴサン曲集 第1巻」は、朝日新聞推薦盤、『レコード芸術』誌特選盤に選ばれた他、様々な雑誌で採り上げられ話題となっている。東京音楽大学ピアノ科卒業、同大学研究科修了後、ミラノ市立音楽院、バーゼル・スコラ・カントールムに留学。第11回山梨古楽コンクール・チェンバロ部門第1位(第23回同コンクール審査員)および栃木[蔵の街]音楽祭賞受賞。古楽ワークショップ「信州アーリーミュージック村」芸術監督。『レコード芸術』誌「読者が選ぶピープル2007」、HMV「2008年度期待のアーティスト5名」に選出される。現在、武蔵野音楽大学非常勤講師として後進の指導にあたっている。  

西山まりえ 公式 HP http://marienishiyama.com/

​ ゲ ス ト  講  師

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 阿部 雅子 

 Masako Abe 

国立音楽大学声楽科、同大学大学院修士課程、後期博士課程音楽研究科声楽研究領域修了。博士論文 『モンテヴェルディの歌劇《ポッペーアの戴冠》におけるポッペーア像の研究』とそれに関する演奏で博士号(音楽)取得。モンテヴェルディ《ポッペーアの戴冠》ポッペーア、モーツァルト《イドメネオ》イリア、プッチーニ《つばめ》リゼット、ロータ《かしこいリス》(日本初演)タイトルロールほか、《メサイア》《第九》《スターバト・マーテル》などのソリストを務める。バロック時代の音楽を中心とする傍ら、N響団友会との共演や、イタリア・ビトントで開催されたAMI Festival、NYの国連イベント日本歌曲コンサート、東京・春・音楽祭への出演など、幅広く活躍の場を広げている。2018年7月にCD「Ego flos campi わたしは野の花」(レコード芸術誌・準特選盤/OMFレーベル)をリリース。

Soprano

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 濱元 智行 

​ Tomoyuki Hamamoto 

バリ・ガムラン、アラブ・パーカッション奏者。大学時代にガムランと出会い、バリ島への渡航を重ね研鑽を積む。ガムランを皆川厚一、パーカッションを和田啓に師事。現在「架空の南の島のお祭り音楽」をテーマに国内外で話題の「滞空時間」、バリ・ガムラン古典「SIDHA KARYA」、アラブ古典音楽アンサンブル「Voice of the Nile Club」、中東打楽器トリオ「スーパージンギスカンズ」、YOSHIMIO(BOREDOMS, OOIOO)ヨシダダイキチ(シタール奏者)秋田ゴールドマン(SOIL & "PIMP" SESSIONS)との「SAICOBAB」などで活躍中。NODA・MAP第22回公演「贋作 桜の森の満開の下」劇中曲への参加や、劇団四季ミュージカル「南十字星」のガムラン演奏指導及び楽曲アレンジなど、舞台芸術や映画音楽への参加も多い。民族音楽や古典という枠にとらわれず様々なジャンルで活動し、高い評価を得ている。

 Percussion

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 藤枝 守 

 Mamoru Fujieda 

作曲 レクチャー進行

カリフォルニア大学サンディエゴ校音楽学部博士課程修了。博士号(Ph.D. in Music)を取得。作曲を湯浅譲二、モートン・フェルドマンらに師事。ハリー・パーチ、ルー・ハリソンに影響されながら、純正調によるあらたな音律の方向を模索。植物の生体情報である電位変化のデータに基づく『植物文様』という作曲シリーズを展開。CDに《今日は死ぬのにもってこいの日:植物文様ソングブック》、砂原悟による《クラヴィコードの植物文様》、西山まりえによる《ゴシックハープの植物文様》、サラ・ケイヒルのピアノによる《Patterns of Plants》など多数。著書に『増補 響きの考古学』(平凡社ライブラリー)など。発酵音響による「甕の音なひ」や博多織の機音による「織・曼荼羅」などの舞台作品も手がける。最近では、台湾大学アーティスト・レジデンス・プロジェクトにより《台湾茶の植物文様を発表》。現在九州大学大学院芸術工学研究院教授。

​福岡アーリーミュージック・アカデミー 学長

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